パピヨンは定期的にシャンプーしてあげるのが定番の被毛ケア法です。
また、決して簡単なものではありませんが、注意しなければならないところを徹底できれば、それほど難しくもありません。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、時間もそんなにかかりませんし、パピヨンが濡れてしまってちょっと違って見えるのも楽しいものです。
まず、道具が色々と必要になりますが、タオルとドライヤー、コームなどが基本です。またシャンプーはかなり多種のものが出回っていますが、やはりお勧めは自然なものです。
パピヨンは皮膚が弱い犬種でもありますので、人間が使うような添加物が多いものではなく、肌にも毛にも健康を考えたものがお薦めです。
まずやり方として、ブラッシングをして毛玉等を処理したら、パピヨンの身体を温いお湯で濡らしていきます。しっかり濡らせば汚れもそれだけきれいに落せます。
シャワーヘッドは直にくっつけるようにするのもコツです。お尻のほう、後ろ足のほうからかけていき、顔に来たら鼻や目、耳に入らないように注意しながら、シャワーの勢いも弱めにするのがコツです。
洗っている時も目に入らないように注意をして、全身に泡が行き通ったらまたお湯できれいに落とします。
仕上げはタオルでしっかり拭くこと、ドライヤーの熱をかける時に水分が余計だとかえって熱くなってしまいますので、タオルの使い方もよく水を切るように拭くことです。
またドライヤーは、30センチ程度離さないと、パピヨンが火傷してしまうこともありますので、注意するようにしてください。
他にはすすぎ残しに気をつけることです。残っていると皮膚病に発展することもあります。耳も中耳炎になったら大変です。
またシャンプーは月に多くても2回程度にするようにしてください。毎日入れようとする飼い主さんが中にはいますが、そんなことをしたら、皮膚から油分が足りなくり、皮膚病が出やくなりますので、やり過ぎは禁物です。